旗日ですね~!
勤労に感謝してますか!?
毎年、なぜか勤労感謝の日は仕事。
そこで今日はある若者のLIFESTYLEについて振り返ってみた。
その男は、まだ20代になったばかりにあるCAFE BARにて知り合う。
当時の彼の相方は、あの記憶にも新しいモルディブ共和国で昇天、「神」の異名を持つ「鈴木としや」(仮名)だった。
当時の彼はまだやせており、その頭蓋骨格から「でかいたろう」略して「でたろう」と呼ばれていた。
その頃はもう一人の「たろう」がおり、年下のたろうはDEという文字をつけられ選別されていた。
そう、第一形態「でたろう」の誕生である。
時は1995年頃、彼はまだ「S自動車」に勤務していた。
夜勤などをこなしながら朝夕と海に通う姿は、その周りの若者と変わらずただの「クソガキ」くらいにしか思わなかったのだが、「でたろう」は少し変わっていた。
「建工杯」の準備に後輩を連れて現れた「でたろう」はオレに海の便所掃除を任命され3ヶ所の便所を綺麗に清掃。
「おい、きれいにしたか?今から行ってオレがなめるで止めたら殺すぞ」
のめちゃぶりに
「いや、俺がなめますよ」と正解。
ステージでは「氣志団」を忠実に再現して見せた。
このころである。
釣り行くめえ、と出かけた神島をノリのよさから連泊となった彼は、長年勤めた「S自動車」に電話。
「はい、わかりました。かえったらちゃんと言いに行きます」と答えるとよく翌日には辞めてしまう。
そう。第2形態「プーたろう」へとへんげしたのだ。
おりしも4号機全盛の時代は金銭に困ることなく、自堕落な生活は彼の容姿を変貌させるのに時間はかからなかった。
若者からは「でぶのたろうででたろうなんすか?」とか聞かれる始末。
そんなころ、彼を救うべく一人の「女神」が彼に舞い降りた。
周りの同級生が血痕と言う無間地獄に片付いていく中、みんなの前に「彼女です」と連れてきた「でたろう」は体勢をたてなおし、「普通の幸せ」に走るかと思われた。
しかし、彼は「安定」を選ばず「孤独な家畜」いや「一匹狼」として生きる道を選んだ。
勝負の正解に身をおき、SURFに釣りに「あそぶ」という行為を追及する姿にあのGRまでもが「どいい」とつぶやくくらいの生き様を見せた。
だが、日本経済はバブルがはじけ不景気のラセンを一気に下っていく。
アミューズメントホールにも漏れなく押し寄せる「規制強化」に彼は生きるすべをなくしていった。
自分で弁当を作り、後輩から取り上げた車で海に通う毎日。
彼は「独身貴族」から「ルンペン」へとまっしぐらに歩いていった。
このままでは・・・・ でたろう絶対絶命の危機。
そこで海のみんなで考えた。
なんとか彼をすくう道はないものかと・・・。
第3形態の発動である。
みなさんも一度は食しただろう。
「ブロッコリー」と書かれた軽トラ。いい加減な味の焼きソバ。ぬるいBEER。
彼はその「屋台スタイル」で2年という歳月の中、着実に「ファン」を増やしていった。
そしてフェスティバル系は「建工杯」から「NECO祭り」へ。
釣りは「植田」から「矢作」へ。
時代は思ったより早く進んでゆく。
ブロッコリーの収入は夏場は良いのだが、冬はほぼゼロ。
わずかな収入は「接待」の為、夜の街に消えていった。
人脈を大切にする彼の周りには人が絶えず集まり、その時々でシーンをこしらえてきた。
そこで彼は思いついた!
イベントをやれば「がっぽがっぽ」と儲かるんじゃないかと!
第4形態 NO GENERATION の始まりだ。
この変体に周囲は驚きの声をあげた。
「ええっ!いつのまに!? あいつCLUBなんてぜんぜんいってねーじゃん!!わらえるう~!」と驚きの声で語ってくれたのは同世代の友人「YPK」である。
でたろうの活動に共鳴したYPKはでたろうの殺し文句である「ヤバイ空間つくりました」をスッテッカーを無断製作。後方援護に徹し、更に DOBLE CAB、 Rマニア と続々とブランドを巻き込んでいった。
この時期になるとでたろうの身体は完全に肥大化。
まことしやかに「ニート」が「ミート」になった、とつぶやかれたものだった。
そしてついに彼は職を得る。再就職だ。
やさしい先輩に「店」を任された彼は、「OKADA マスター」として君臨。
常連の下客「きゃ田村ー」を相方にオリジナルマッサージを繰り返す。
いまのところこの第5形態でとどまりを見せいているが、彼の今後の活動にはいっそうの注意が必要だと軽殺ではみている。
この店のカウンターの中で男を磨き、すでに「かわいらしさ」をもまとってしまった彼はお客さんからも「めっちゃかわいー たろうちゃん」の愛称でひたしまれている。
みなさんも是非「OKADA」をチェックしてみてわ?
追記:忘年会シーズン年末に向け、防犯上「自転車の前かごに宇野を乗せないで!」とのキャンペーンを実施していく方針の発表が先程あった。
勤労感謝の意味を含め、ある男のサクセスストーリーを今日は書いてみた。
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