そいつは麦藁帽をかぶって鬼クラで現れた・・・
13年前・・・
第3回目の建工杯は今、釣りでときめく成和BEACHで行われた。
次第にふえてゆく参加者に設備準備が増大し「土木班」が結成された時だった。
まるで先端の草木のような「寝癖」をつけ、ピンゲー、たけ、タカなどと現れた。
当時は、総隊長マッコイがバリバリであり、怒り狂ってはの作業は「御手伝いのみなさん」には驚異的で、「何をしていい」のかも「何をしてはいかん」のかも判らない中、ただひたすら通訳に徹する汲め。
カレはその混沌とした状況下でその手腕を発揮し、「男祭りは松葉町で」を合言葉に夜の街を席巻した。
やがて「きぼつ」という最終兵器を手に入れた汲めは、「年下に冷たいキボツ」の座をしたたかに狙う。
そう、記憶にも新しいブラックマンデー「パン泥」疑惑だ。
当時は「熱烈投稿」「オレンジ通信」「パンテイ」は飛べるものの三大心悸としてあの「KB愛」までもが捜査に乗り出している頃だ。
これを手に入れようとし、命を絶った若者がたえなかった世代。
ここで事件のおさらいをしておこう。
当時、BASSマニア(自称)であった汲めは、そのアジトを「清水池」の横に構えていた。
奥さんは「みか」@
一人だけ「特攻服が赤」という伝説の女だ。
やばいカンジと裏腹に顔立ちは非常に良い。 GOODだ。
面食い男爵として東三河の山岳帯を占めていた汲めにとっては彼女は戦利品。
その彼女に「喰らいつく」こうとしたのが「砂漠のサボテン」として恐れられた「きぼつ」であった。
現場に出ている汲めの目を盗んでは久米家に入り浸り「ただいま~」とか帰ってきた汲めに「おう、おそかったな。なにやっとただ?」と風呂上りにかたるきぼつを野放しにできるわけがなかった。
「欲しいなら、全部まとめて持っててよ!」
当時の彼のキメ台詞だ。
よなよな繰り返される「なべ」「うたげ」
まるで自分の家のように「使い切る」スタイルに汲め毛は疲弊していった。
そんな中・・・
下の餓鬼「竜馬」が産まれてまもなくであった。
「私のパンテイが一枚無くなってる」 みかは恥ずかしそうに夫に告げた。
それを聞いた夫「寝癖マン」は迷わずこう言った。
「あー、きぼっちゃんだら」
これが事件の発端である。
後輩の嫁さんの「パン泥」というレッテルを知らないうちに貼り付けられたきぼっちゃんは、弁解の場も与えられず噂は「寺沢スポーツ新聞」によって全世界にばら撒かれた。
世の中は「孤高の独身貴族」に疑いの目を向ける。
非のないところに煙は立つ。
当時の様子を彼はこう語る。
「洗脳と脅迫により自白を強要された」と。
「とったと思うならそれでいいわ!!」 まさかの逆切れに狙撃班は「猛獣用の吹き矢」で警戒した。
それからというものきぼっちゃんは汲め毛に出入りをしなくなった。
やはり本星か!?
1枚の「ネタ」を仕入れて冬眠に入ったのだと誰もが思った・・・。
(写真と本文はなんら関係ありません)
それから数年がたち、アジトは汲め峠本部に引き上げられた。
家族4人が暮らしてきたスウィートホーム。
陳腐な家財道具が運び出され、洗濯機をどかした瞬間!
疑惑は晴れた。
なんと洗濯機の裏に「かりかり」なった当時の「派手パン」が出てきたのだ。
きぼっちゃんに誤る汲め毛一同。
「ぶちきれるぞ」そう思ったが、人間の大きいきぼっちゃんは彼らを許した。
何年にも渡る「パン泥疑惑」を笑って許せるきぼっちゃんの大きさに世界は感動し、あるものは涙を流した。
「さすが兄貴! しぶい!!渋すぎる!!」
あなたは、パンティー泥棒の濡れ衣、笑って許せますか?
オレは事件の詳細を現場から見てきた。
記者として謝罪をしようと思う。
「きぼっちゃんは盗ってなかった」
しかし、一連の騒動で世帯主「汲め」はこうつぶやいた。
「ドサクサにまぎれて返しただら」と。
この一言で事件は闇に葬られた。
これが宇野と死期に汲めと死期がゆだねた疑惑。
今、汲めは若い衆のことで悩んでいる。
おごってもらう 「チャンス」だ。
サンクス。
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